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- 2011.09.13 Tuesday
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こんな歌詞だったと思います。正直どんなところかわからないんですが、きっといいところなんでしょう。萩の月がめっさ美味しいっていうのは間違いない事実ですからね。
ヨッ!! ナンバーワン!!
大崎八幡宮
八木山ベニーランド
もうエエわ言わんといて
Oh, my sweet home 宮城
夢のノーザンイースト
もう一度言う!?
My sweet home 宮城
やっぱり“萩の月”はベスト!
2.クラブ全般の総括
クラブの経営環境は厳しい状況が続いています。減収傾向の中、経費節減に努めた2009年度は減収増益で終えましたが、 2010年度も厳しい状況となっております。このため、試合運営費用や外部委託業務の見直し等さらなる経費削減に努めています。一方、両年度ともチーム運営費用は最優先と位置づけ、減少を最小限にとどめる方針を続けました。また、安全で快適なスタジアムづくりや、ホームタウン活動の一層の推進等に取り組みました。
(1)安全で快適なスタジアム
ピッチ・スタンドではサッカーに集中できる環境づくりに努める半面、「スタジアムでの賑わいづくり」については不十分な面もあり、今後の課題です。 また、シーズンチケットホルダーの皆様を対象にした限定イベントを初めて実施しました。課題も残りましたが、ホルダーの皆様との関係をより深める取り組み を拡大させる必要があります。
アウェイゲーム時のスタジアムにおいてサポーターの一部が差別的発言を行った等の行為に対して、Jリーグから制裁金を課されました。(中略)今後ともしっかりとした体制づくりと理解の獲得に努めることが重 要です。
(2)SPORTS FOR PEACE!
「ルールをベースとした闘い」が喜びや感動をもたらすスポーツを通じ、寛容の精神や平和の理念を追求するため、国連プロジェクトである「SPORTS FOR PEACE!」プロジェクトをスタートさせました。「誇りあふれるスタジアムへ!」をテーマに、選手・スタッフへの啓発・教育のほか、国連の友アジア−パ シフィックと連携したさまざまな取り組みを行いました。
(3)情報発信
必要な情報提供については、質量ともにまだ不十分です。なるべく幅広い情報共有によるファン・サポーターの皆様との関係づくりが浦和レッズの存在基盤のひとつであり、クラブの方針確認とそれに基づく情報提供の機会増加等が課題です。情報管理については、特にクラブが意図しない移籍情報等が掲載される状況が続いております。これらは憶測やクラブ外関係者からの情報に基づく記事であるケースが多くあります。 クラブ内では、機密事項の取り扱いにあたっては、最低限の人数で情報管理を行うようにしています。
(4)ホームタウン活動
ホームタウン活動を積極的に行うため、「事業本部」「強化本部」に加え、「ホームタウン推進本部」を新設しました。さいたま市内はもちろんのこと、周辺自治体にも活動エリアを拡大したほか、選手の小学校への派遣も初めて行いました。
(5)レッズランド、ハートフルクラブ、レディース
レッズランドでは引き続き、「するスポーツ」によるコミュニティー促進を図ったほか、近くフィールドでのトイレを改装する等環境改善を進めています。ハートフルクラブは年間3万人を超えるペースで、「サッカーを通じて心を育む」という独自の活動を継続し、「スポーツの楽しさ」「仲間の大切さ」を伝えました。ホームタウン活動の一角に加わった浦和レッズレディースは、リーグで2位と連覇を逃しましたが、全日本女子選手権では2011年元日に決勝に臨みます。地域・社会活動は、「Jリーグ百年構想」実現に不可欠なものです。もちろん経営規模に見合った運用や経費削減に引き続き努める必要があります。
(6)入場者数
2010シーズンの入場者数は減少しました。ホームゲームのリーグ戦では、1試合平均入場者数は39,941名と前年比4,269名減少しました。
要因としては、チームは成長していきましたが、成績が伴わなかったこと、いつも期待が持てるゲーム内容であったわけではないことがあります。チーム状況にも連動し、クラブが目指す方針があいまいに見えたり、話題性、露出量が低下した面もあります。安全なスタジアムという点でレッズワンダーランドづくりの課題もありました。経済環境悪化の影響も多少ありました。浦和レッズの収支構造は、ファン・サポーターの皆様からの収入が過半を占めるものです。収入面では実質的に「市民クラブ」として経営されており、入場者数減少は非常に大きな課題です。
1.チームの総括
(1)成果
ボールをしっかりとつないで、ゲームを支配できるようになってきました。(中略)チームのベースとしての方向性を確立することができ、レッズスタイル構築の「第1ステージ」はいくつもの成果をもたらしました。
(2)課題・反省点
具体的には、ボールポゼッションは高いものの、多くのゴールを奪えなかったこと、CKやFKからの得点が少ないこと、守備的なチームに対する攻略方法や終了間際のアディショナルタイムでの失点が6点もあったこと、コンディションや気候の変化に対応できるゲームプランを立てられなかったこと等があります。ケガ人が多く発生したほか、フィジカル面ではゲーム終盤に動きが鈍くなったことも課題です。
(3)チームマネジメントの課題
クラブが主体的に哲学、方針や目標を定め、それに基づいて役割や目標に合意し共有した監督を選任し、強化責任者が中心となって一体的にチーム運営を行う仕組みをしっかりと粘り強く構築していくことで、「レッズらしさ」を追求することができます。
・具体的には、2010シーズンを迎えるにあたり、クラブと監督は、文書を使ってしっかりと議論し、2010シーズンでの「監督の役割」「チームの目標」を明確化しました。
・クラブが必要と判断した場合、一部報道内容に対して、オフィシャルサイトで事実関係を明確にしたり、報道機関に申し入れる等の対応を取りました。ただ、メディアとの良好な関係構築やメディアを通じた話題性の提供や露出の拡大にはつながったとはいえませんでした。
・当初、トレーニング時に主に英語を使う方式を導入しましたが、コミュニケーションに問題があるため、監督と協議し、基本的に通訳を使うことにするなどの改善を図りました。
一方、アカデミーセンターやメディカルスタッフとのコミュニケーションの面では、トップチームとの一貫した育成の実現や、ケガの予防・早期回復に向けさらなる改善が必要です。
なお、選手編成については、今夏までの選手獲得は可否を含めて監督の方針を聴取・尊重しクラブの判断で進めました。何名かの選手放出についても、監督の意向を確認し、最終的にクラブが判断してきました。けが人が多く出る等選手体制には課題もありましたが、今後も同様の方針に沿って選手編成を行います。
(4)2011シーズンに向けて
この2年間は改革につきものの厳しさを伴うものでしたが、「レッズらしいサッカー」を構築するためのベースを作る等フィンケ監督のもとで多くの功績がありました。一方で課題・反省点もはっきりしました。2011シーズンの体制については、これまでの試合の結果だけではなく、新しいスタイルの浸透度合いや課題・反省点に着目して判断しました。今後どの程度成果が上乗せできるのかという視点でも検討しました。その結果、クラブ方針を継続した上で、2011シーズンは新体制で臨むこととしました。