TBSラジオ「コサキン」27年の歴史に幕(SANSPO.COM)
http://www.sanspo.com/geino/news/090203/gnj0902030504010-n1.htmTBSラジオの長寿番組「コサキンDEワァオ!」(土曜深夜0・0)が3月28日の放送で終了し、27年半の歴史に幕を閉じることが2日、分かった。
中一のころから聴いていて、リスナー歴20数年。ついにこの日が来るのか・・・。
その放送の長さとコアなファンの多さは、wikipediaの番組ページを見てもわかります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%83%B3DE%E3%83%AF%E3%82%A1%E3%82%AA!そう、無駄に長いw。
10代の自分を支えてくれたのは、「サザン」とレッズ・・・と言いたいけど「巨人」と、そして「コサキン」。高校時代、コサキンへこっそりハガキを書いて送り、それを聴いたクラスのみんなが話題にして、それを心の中でにやけながら「俺が書いたんだぜ」とつぶやいてました。ゆがんでいるといえばゆがんでますが、末端のハガキ職人として誇りを持ってました。
放送時間を変えつつも、27年半も続いてきたこの番組。あるのが当たり前すぎて改変期に忘れられ、土曜日の18時代という時間帯に組み込まれざるを得ず、有閑マダム向けの放送を目指した時期もありました。もちろんできるわけもなく、また深夜の時間帯に戻ってきていたわけですが。
ネタを書く行為はとってもクリエイティブなこと。有名な放送作家さんでも学生時代にラジオやテレビのハガキ職人をやっていた方も大勢いらっしゃいます。とはいえ、みんなを笑わせるっていう大きな職業倫理みたいなものはなくて、あくまでコサキンの2人を笑わせる、特にムッくんこと小堺さんを笑い死にさせることが目標。自分が書いたネタで「バカで〜」って言って泣いてくれたのは1回だけでしたが、かけがえのない思い出です。
どんなにつまらない一週間だったとしても、最後にコサキンを聴けば空虚な時間が一気に埋まりました。つらい通勤電車の中でMDウォークマンで聴いていて急に吹き出し、気持ち悪がられました。最近はもう若い職人さん達のレベルに到底追いつけないので、もう聴いているだけですが、録音して月曜日に仕事しながら聴いており、いまだに生活の一部であり続けています。
なんせ、放送があるのが当たり前だと思ってましたから、昨日は動揺しまくりでした。終わるのは、どちらかが討ち死にした時だと本気で思ってたぐらい、自分にとってみたら家族みたいな番組で・・・。
まだご本人たちのお話を聴いておらず、サンスポの報道で書いてますが、もちろん誤報で終わって欲しいという思いが強いです。たとえ終わっちゃうのだとしたら、残りの放送とどう向き合っていけばいいのやら。